NBA開幕早々に日本人対決が見られるかもしれない!という、ロサンゼルス・レイカーズ(LAL)とフェニックス・サンズ(PHX)の試合について、今回この記事で紹介したいと思います。
八村選手所属のレイカーズか、渡邊選手所属のサンズか、二人とも試合に出場して活躍してほしいですね。
※日付は現地時間
試合前の勝手なシロウト予想
レイカーズは開幕戦でデンバー・ナゲッツに119-107で敗れて新シーズンの幕を開けました。
かたや、サンズはゴールデンステイト・ウォリアーズにアウェーで勝利し(104-108)、今シーズンをスタートさせています。
レイカーズとしては、開幕2連敗は避け、今後カンファレンス首位争いをするかもしれない2チームが有利になるような状況は作りたくないと思います。サンズとしては、開幕2連勝を決めて、今シーズンのスタートをより良いものにしたいですね。
レイカーズは、レブロン・ジェームズ選手を筆頭に、スターティングメンバーを構成するアンソニー・デイビス選手、ディアンジェロ・ラッセル選手、オースティン・リーブス選手が怪我なく多くの時間プレーできることが必要な状況であるため、怪我によるトラブルも避けたいところです。
サンズは、ここ数シーズンにわたってウェスタン・カンファレンスの首位に君臨してきたものの、いまだNBAの頂点に立ったことはないため、今シーズンこそ優勝をという思いは強いはず。
ブラッドリー・ビール選手の加入は、サンズをリーグで最も強力なチームにするかもしれません。ケビン・デュラント選手とデビン・ブッカー選手とともに、サンズは最も危険なバックコートのひとつを誇ることになります。また、過去にレイカーズをNBA制覇に導いたフランク・ヴォーゲル新ヘッドコーチへの期待も大きいと感じます。
昨シーズンは、レイカーズとサンズは全4試合で2勝2敗と互角の成績でした。
レイカーズはチームメンバーのプロフィールとしては非常に優秀なチームで、主力のレブロン・ジェームズ選手とアンソニー・デイビス選手は全盛期を過ぎていますが破壊力は抜群。一方。サンズは新進気鋭のチームで、今季の地位を確立するためにも勝たなければならない重要な試合になります。
ケビン・デュラント選手とレブロン・ジェームズ選手の対決も見どころですし、今回も互角な試合になりそうで、どちらが勝ってもいい試合になりそうな予感です。
もちろん、日本人の八村選手と渡邊選手の活躍も期待したいです!
試合ハイライト動画
試合結果とシロウトレポート
フェニックス・サンズ(PHX) | ゲームスコア | ロサンゼルス・レイカーズ(LAL) |
30 | 1Q | 18 |
22 | 2Q | 30 |
32 | 3Q | 24 |
11 | 4Q | 28 |
95 | FINAL | 100 |
フェニックス・サンズ(PHX) | 成績 | ロサンゼルス・レイカーズ(LAL) |
34 / 81 | FG フィールドゴール | 36 / 84 |
42.0% | FG% フィールドゴール成功率 | 42.9% |
25 / 50 | 2FG 2Pシュート | 31 / 55 |
50.0% | 2FG% 2Pシュート成功率 | 56.4% |
9 / 31 | 3FG 3Pシュート | 5 / 29 |
29.0% | 3FG% 3Pシュート成功率 | 17.2% |
18 / 23 | FT フリースロー | 23 / 29 |
78.3% | FT% フリースロー成功率 | 79.3% |
49 | TR トータルリバウンド数 | 42 |
7 | ST スティール数 | 14 |
3 | BS ブロック数 | 7 |
10 | OR オフェンスリバウンド数 | 8 |
39 | DR ディフェンスリバウンド数 | 34 |
16 | AS アシスト数 | 24 |
20 | TO ターンオーバー数 | 16 |
21 | F ファウル数 | 23 |
フェニックス・サンズ(PHX) | ゲームリーダー | ロサンゼルス・レイカーズ(LAL) |
ケビン・デュラント 39 | PTS ポイント | アンソニー・デイビス 30 |
ケビン・デュラント 11 | REB リバウンド | アンソニー・デイビス 12 |
グレイソン・アレン 4 | AST アシスト | レブロン・ジェームズ 9 |
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この試合は、レブロン・ジェームズ選手が存在感を見せた試合で、レイカーズがサンズを100-95で下しました。
試合終盤では、ケビン・デュラント選手が得点を挙げると、レブロン・ジェームズ選手がそれに応える形で得点を取り返す。この2人の直接対決は見事なデュエルだったと思います。
最初の3クォーターまではデュラント選手のサンズが優勢でしたが、ブッカー選手とビール選手の欠場は痛く、孤軍奮闘に近い状態では勝つのは難しかったのではないでしょうか。
デュラント選手は39得点、11リバウンドを記録し、NBAのキャリア得点ランキング12位に浮上しましたが、それでも勝利を掴むことはできませんでした。
サンズはリードして第4クォーターを迎えましたが、その後の10分間でのシュートミスとターンオーバーが痛かったと感じます。
方や、レブロン・ジェームズ選手のレイカーズにはアンソニー・デイビス選手がおり、30得点、13リバウンドを挙げ、勝利に多大な貢献をしました。レブロン・ジェームズ選手自体も、第4クォーターはフル出場しチームを勝利に導きました。
デュラント選手とジェームズ選手は、デュラント選手が高校3年生だった頃からの友人とのことで、NBAで対戦するのは2018年以来でした。
試合終了後にレブロン・ジェームズ選手とケビン・デュラント選手が抱き合ってお互いの健闘を称えるシーンは感動しました。こういう名勝負は何度でも見たいものですね。
八村選手は12分出場し7得点、渡邊選手は14分出場し3得点1リバウンド。途中、フリースロー時にペイントエリアで二人が横並びになってなにか会話をしているように見えましたが、この雰囲気の中どのような会話をしていたのか想像力が掻き立てられますね。
二人ともディフェンス面でいいプレーを見せていましたが、やはりまだ強く存在感を見せきることができておらず、出場時間もそこまで長くないので、ミスを少なくし、存在感のあるプレーを成功させて、出場時間をどんどん伸ばしていってほしいですね!
まとめ
ベテラン選手のケビン・デュラント選手とレブロン・ジェームズ選手の名勝負となったこの試合。見どころ満載で楽しかったと思います。
レブロン・ジェームズ選手のバックアッパーの役割をもっている八村選手は、やはりレブロン・ジェームズ選手が存在感を見せる試合だとどうしても出場時間が伸びなくなってしまいますね。今後も少しずつ信頼を勝ち取って出場時間を伸ばしてどんどん活躍する姿を見たいです。
渡邊選手所属のサンズも今年は面白いチームになりそうなので、引き続き応援したいと思います!
二人とも頑張れ!!