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【初心者向け】横浜ビー・コルセアーズ観戦ガイド – 横浜国際プールを120%楽しむ方法

横浜市を本拠地とするプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」(通称:ビーコル)の試合を初めて観戦してみたい方へ、横浜国際プールでの観戦を思い切り楽しむためのガイドをお届けします。チケットの購入方法や会場へのアクセス、当日の持ち物、アリーナグルメや応援のコツなど、初心者が気になるポイントを網羅しました。この記事を読めば、ビーコルのホームゲームを 120% 満喫する準備はバッチリです!それでは詳しく見ていきましょう。

横浜ビー・コルセアーズと横浜国際プールとは?

まずはチームとホーム会場の基本情報です。横浜ビー・コルセアーズはBリーグ(日本の男子プロバスケットボールリーグ)B1所属のチームで、神奈川県横浜市をホームタウンとしています。チーム名の「ビー・コルセアーズ」は「B-CORSAIRS」と書き、「B」は横浜の海をイメージしたBlueやバスケットボール(Basketball)の頭文字、そして「Corsairs」は英語で「海賊」を意味します。その名の通り、海賊をモチーフにしたエンブレムやマスコットが特徴で、ファンからは親しみを込めて「ビーコル」と呼ばれています。チームカラーは濃紺・赤・白・金で、情熱的かつ力強いイメージを表現しています。

ビーコルの主なホームゲーム開催地が横浜国際プールです。横浜国際プール(愛称:ウォータリアーナ)は横浜市都筑区にある多目的アリーナで、元々は国際大会にも対応した水泳プールとして1998年に開業しました。夏季は50mプールとして使用されますが、秋から春にかけて床面を張り替えてバスケットボールなどの屋内スポーツ会場へと転換されます。このユニークな構造により、館内には天井から自然光が差し込む設計になっており、晴れた昼間の試合では明るく開放的な雰囲気で観戦できます。収容人数はバスケ開催時で約5,000席(1階約1,000席、2階約4,000席)と、中規模ながら熱気あふれるアリーナです。ただし天窓から光が入るため演出で会場を真っ暗にすることができず、レーザー光や派手な照明演出は控えめですが、その分観客との距離が近く一体感のある空間になっています。チームの勝利時には巨大な横浜市旗が高飛び込み台の前に掲げられるなど、プール施設ならではの演出も見どころです。

観戦チケットの購入方法と座席選び

まずはチケットを確保しましょう。ビーコルの試合は人気が高く、特に週末や強豪チームとの対戦はチケットが早々に売り切れることもあります。公式サイトのチケットページやBリーグチケットサイトからオンライン購入できるので、日程と座席を確認して事前に購入するのがおすすめです。チケットはコンビニの端末やスマホ電子チケットで発券できます。当日券が販売されることもありますが、確実に観戦したい場合は事前購入が安心です。ファンクラブ会員になると一般発売より先行して購入できる特典もあるので、今後継続的に観戦したい方は検討してみても良いでしょう。

座席の種類は大きく分けて1階席と2階席にエリアが設定されています。1階席はコートに近く臨場感抜群で、ホームベンチ側・ビジター(アウェー)ベンチ側それぞれサイドライン沿いの席があります。また、ゴール裏にあたるコートエンドにも1階席があり、迫力あるプレーを間近で楽しめます。1階席は選手との距離が近い分価格は高めですが、試合の熱気を肌で感じたい方に人気です。ただし1階席の中でも仮設スタンド部分は段差が低めで、前列に座高の高い人がいると見づらい可能性があります。小柄な方やお子様連れで視界が不安な場合は、少し高い位置から見下ろせる2階席がおすすめです。

2階席はスタンド席になっており、コート全体を見渡せる視点で観戦できます。センターに近い2階中央エリアはコートを俯瞰でき初心者には特におすすめです。試合全体の流れやフォーメーションが把握しやすく、バスケならではの攻防をじっくり楽しめます。2階席の一部は自由席として運用されている試合もあり、その場合は先着順で好きな場所に座れます。自由席チケットの場合、良い席を確保したいなら開場と同時に入場して席取りするのがコツです。反対に指定席チケットの場合は座席が決まっているので、慌てずとも確実に座れます。

価格帯は席種や対戦カード、試合日程によって変動しますが、2階自由席など比較的安価な席で大人1人2,000円台~、1階コートサイドのプレミアムな席だと7,000~10,000円程度になることもあります(フレックスプライス制により試合により変動)。学生割引や小中高生料金も設定されているので、家族で行く場合はキッズチケットを活用しましょう。なお、未就学児で保護者の膝上観戦であれば無料で入場可能です(席を確保する場合は小学生料金が必要)。お子様連れでも安心して楽しめるよう配慮されています。

会場へのアクセス – 横浜国際プールへの行き方

横浜国際プールへのアクセス方法を確認しておきましょう。最寄り駅は横浜市営地下鉄グリーンラインの北山田駅です。横浜市の地下鉄グリーンラインはJR・東急線の日吉駅や、市営地下鉄ブルーラインのセンター北駅などと接続しており、北山田駅からアリーナまでは徒歩5分ほどの距離です。駅を出て案内に従って進むと、大きな階段(通称「心臓破りの階段」!)があり、それを上った先に横浜国際プールの入口があります。階段の勾配が少しきついので、小さなお子さんやご年配の方はゆっくり無理のないよう上りましょう。エレベーター等はないため、ベビーカー利用の場合はたたんで運ぶ必要があります。もし階段での移動が難しい場合は、センター北駅から出る路線バス(東急バス「北31」「南31」系統)を利用すると「国際プール正門前」バス停まで約10分、階段を使わずにアクセスできます。

横浜市内中心部から行く場合は、例えば横浜駅から市営地下鉄ブルーラインでセンター北駅まで行き、そこからグリーンラインに乗り換えて一駅の北山田駅へ向かうルートがあります(乗車時間は合計約30~40分)。東京方面から来る場合、東急東横線・副都心線直通で日吉駅まで行き、グリーンラインに乗り換えると便利です。新幹線で遠方から来る方は、新横浜駅で下車し、市営地下鉄ブルーラインに乗り換えてセンター北駅→グリーンラインというルートで約30分ほどで到着できます。羽田空港からは京急線で横浜駅に出て地下鉄に乗るか、リムジンバスで新横浜駅経由で地下鉄に乗る方法などがあります。

車で行く場合は、第三京浜道路の都筑インターから約10分、東名高速の横浜青葉インターから約15分程度で現地に到着します。ただし、横浜国際プールには来客用の駐車場が約270台分しかありません。試合開催日は早い時間に満車となってしまうことが多く、周辺に大規模な臨時駐車場もありません。そのため、可能な限り公共交通機関で行くことをおすすめします。どうしても車で行く場合は、近隣のコインパーキングを事前に調べておきましょう(ただし数が限られています)。近隣の商業施設の駐車場に無断駐車することは絶対にNGです。また、試合後は周辺道路が混雑し出庫に時間がかかることもあります。帰りの時間帯は北山田駅方面への階段が非常に混み合うため、係員の誘導で別ルート(住宅街を抜ける迂回路)に回される場合があります。この迂回路は街灯が少なく暗い道を歩く箇所もあるので、足元に気を付けて帰りましょう。時間に余裕があれば、あえて隣駅のセンター北駅まで約15分歩いて帰るという手もあります(センター北駅周辺にはショッピングモールもあり、歩きながら余韻に浸るには良いかもしれません)。

観戦当日の持ち物リストと服装アドバイス

初めての観戦だと「何を持って行けばいいの?」と不安になりますよね。以下に当日の持ち物や準備しておくと良いものをまとめました。

  • チケット:紙のチケットの場合は忘れずに持参しましょう。スマホチケットの場合は事前に表示方法を確認し、入場口でスムーズに提示できるようにしておきます。スマホの充電もフルにしておきましょう。
  • 身分証明書:学生割引や年齢確認が必要なチケットの場合、証明書の提示を求められることがあります。念のため免許証や保険証、学生証などを携帯してください。
  • ビーコル応援グッズ:初心者でもぜひ用意したいのがチームグッズです。例えば選手やチームロゴ入りのTシャツやマフラータオルがあると、会場の一体感が全然違います。現地のグッズ売り場で購入してその場で身につけるのも醍醐味ですが、事前に通販などで手に入れて着ていくのもOKです。ユニフォームは少し値が張りますが、初心者なら比較的安価なTシャツやタオルでも十分気分が盛り上がります。
  • 飲み物・軽食:横浜国際プールではビン・缶類の持ち込みは禁止されていますが、水筒やペットボトル、購入済みの紙パック飲料などは持ち込めます(入口で持ち物検査があり、缶や瓶は紙コップへ移し替え依頼があります)。試合中は基本的に座席での飲食が可能ですので、長時間並ぶのを避けたい方は事前にコンビニで飲み物を買って持っていくと安心です。会場内には自動販売機が設置されていないため、飲み物は必要に応じて外で買っておきましょう。軽食も持ち込み可能なので、小腹が空きそうならおにぎりやスナック菓子を用意しておくと良いでしょう(ただし匂いの強いものや周囲を汚す可能性があるものは控えましょう)。キッチンカー(フードトラック)や売店で美味しいものが沢山買えるので、手ぶらで行って現地調達でももちろんOKです。
  • ビークラップ(応援ハリセン):ビーコルならではの応援グッズ「B-CLAP(ビークラップ)」はぜひ手に入れたいアイテム。薄い板をパンパン叩いて音を出す紙製のハリセンで、試合当日に会場のグッズ売場で1個500円程度で購入できます。後述しますが、応援の必需品なので、現地でゲットして参加しましょう。
  • 服装:室内アリーナですので季節天候に関係なく快適に過ごせます。特別な室内履きなどは不要で、普段履いている靴のまま入場できます。階段の上り下りがあるので歩きやすいスニーカーがおすすめです。冬場に外が寒くても館内は暖房が効いて過ごしやすいですが、上着は脱ぎ着しやすいものにしておくと良いでしょう(観戦中は身軽な恰好のほうが応援しやすいです)。ビーコルカラーのネイビーや赤を取り入れた服装で行くと、会場でより馴染めるかもしれません。
  • その他あると便利なもの:双眼鏡やオペラグラス(遠い席から選手の表情まで見たい方)、携帯電話の予備バッテリー(写真や動画を撮っていると電池切れになることも)、簡易座布団やクッション(長時間座るのでお尻が痛くなるのを防止。特に2階自由席などは簡易な椅子の場合もあるのであると快適です)、推し選手のグッズ(タオルやうちわを掲げてアピールできます)など。

荷物は必要最低限にまとめつつ、応援を楽しむ準備は万全にして行きましょう。なお、大きな荷物(旅行用スーツケースやベビーカー等)は座席エリアに持ち込めません。会場のインフォメーションで預かってもらえるサービスがありますので、受付で預けて身軽に観戦してください。

観戦マナーとルール – 快適に楽しむために

Bリーグの観戦マナー・ルールを守って、周囲の人と一緒に楽しく応援しましょう。ビーコルブースター(ファン)は熱狂的でありつつ礼節をわきまえた方が多いと言われています。初めての方も安心して応援に加われるよう、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 応援は熱く、でも周囲へ配慮も:試合中は立ち上がっての応援や大声での声援ももちろんOKです。ただし、後ろの人の視界を遮らない、隣の人にぶつからないといった基本的な配慮は忘れずに。特にビークラップを叩くときは夢中になって隣席の人に当ててしまわないよう注意しましょう。そしてビークラップを頭上より高く掲げるのは禁止です。胸の高さまで掲げるというルールがありますので、後方の観客の視界を妨げないよう遵守してください。
  • 指笛や差別的ヤジは禁止:盛り上がると指を使った甲高い口笛を鳴らしたくなる方もいるかもしれませんが、Bリーグでは指笛は禁止されています。また、選手や審判への誹謗中傷、差別的発言は絶対にNGです。スポーツマンシップに則り、フェアに戦う両チームをリスペクトする気持ちを持って応援しましょう。
  • 写真・動画撮影について:試合中の写真撮影や短い動画(15秒以内)の撮影は個人利用の範囲で可能です。ただしフラッシュ撮影は禁止、プロ用の大型機材(三脚や望遠レンズ)を使用しての撮影も周囲の迷惑になるのでやめましょう。撮った写真は是非SNSで共有して盛り上がってOKですが、ライブ配信や試合全編の録画の公開は禁止されているので注意してください(ハイライト程度であれば問題ありません)。
  • 再入場も可能:一度入場した後でも、スタッフに申し出れば再入場パスを受け取ってアリーナの外に出ることができます。例えば前半と後半の合間に外のキッチンカーに買い出しに行ってまた戻ってくる、といったことも可能です(再入場の際はチケットとパスの提示が必要)。自由に出入りできるとはいえ、試合開始前から終了までぜひ会場の雰囲気を途切れさせず楽しむのがおすすめです。
  • 選手やチアとの交流:残念ながら試合会場で選手やチアリーダーのB-ROSEと直接触れ合う機会(ハイタッチ会やサイン会など)は現在は設けられていません。入待ち・出待ちも禁止されています。選手たちもコンディション調整がありますので、無理に呼び止めたりするのはやめましょう。その代わり、試合後に選手がコートを去る際に大きな拍手と「ありがとう」の気持ちを伝えると、きっと選手たちにも届くはずです。

その他、会場ではスタッフやアナウンスの指示に従い、安全で公正な試合運営に協力しましょう。初観戦の方も周りのベテランブースターの応援を見よう見まねで構いませんので、一緒に盛り上がってください。ブースター全員で作り上げるアツい雰囲気こそ、Bリーグ観戦の醍醐味です。

横浜国際プールのアリーナグルメを楽しもう!

観戦の楽しみは試合だけではありません。アリーナグルメもぜひ満喫しましょう。横浜国際プールの試合開催日は、会場内外にさまざまな飲食ブースが出店します。特に充実しているのが2階屋外広場のキッチンカーエリアです。試合会場正面入口の前に広がる円形広場に、地元の人気店などが多数キッチンカー(移動販売車)を並べ、美味しいフードやドリンクを販売しています。出店ラインナップは試合ごとに入れ替わるため、毎回行くたび新しいグルメに出会える楽しみがあります。

例えば過去の試合では、フィラデルフィア発祥のチーズステーキサンド(薄切りビーフととろけるチーズのボリューム満点サンドイッチ)や、横浜の地ビールである横浜ビール(ヴァイツェン)、淹れたてのハンドドリップコーヒー専門店などが出店していました。チーズステーキは濃厚チーズとお肉がマッチして試合前の腹ごしらえにピッタリですし、横浜ビールの白ビールはフルーティーでビール初心者にも飲みやすく人気です。甘いものが欲しければクレープやベビーカステラが売っている日もあります。どの店も魅力的なので迷ってしまうほど!公式サイトやSNSで事前にその日のキッチンカー情報が告知されることもあるので、チェックして狙いを定めて行くのも手です。

1階コンコースの売店では、ホットドッグやポップコーン、唐揚げ、ビールなどの定番メニューが購入できます。こちらは座席から近い分、ハーフタイムには混雑しやすいです。もし長蛇の列になっていたら、思い切って再入場パスをもらって一旦外のキッチンカーへ買いに行くのも良いでしょう(ハーフタイムは約15分あります)。場内には自動販売機が無いため、ドリンク類は売店で買うか一旦外に出て購入する形になります。実は2階広場から建物内に一度入ると、自販機コーナーがある場所もあるので、ひっそりジュースを買いたい時はそこを利用するのもテクニックです。

グルメを楽しむコツは早めに会場入りすることです。公式の案内では試合開始90分前の来場がおすすめとされています。開場直後であればフードにもグッズにもあまり行列ができておらず、ゆっくり選べます。ぜひ試合開始前の時間を使って、横浜国際プールならではの食を堪能してください。

ビーコルグッズの購入&応援準備

会場で販売されているグッズもチェックしましょう。横浜国際プールのグッズ売り場は1階ホーム側ゴール裏付近に設置されています(2階席から行く場合はホーム側端の階段を下りる必要があります)。チームロゴ入りのTシャツやキャップ、タオルはもちろん、選手個別のグッズ(ユニフォームや缶バッジ等)も豊富に揃っています。中でも一番人気は応援ハリセンの「B-CLAP」です。初めてならまずはこれを手に入れてください。大きな音を出して叩くも良し、得点時にはパッと広げて掲げるも良しで、応援がさらに楽しくなること間違いなしです。価格もワンコイン程度と手に取りやすいのでぜひ。

他にも、試合会場限定グッズや数量限定の商品が売られていることもあります。自分への記念や友達へのお土産に購入してはいかがでしょうか。ちなみにグッズ売場は試合前が混雑するので、開場直後かハーフタイム等のタイミングで覗いてみるのがおすすめです。クレジットカードや電子マネーが使える場合もありますが、念のため現金も用意しておくとスムーズです。

もし当日買い逃したり、「荷物になるから後で買いたい」という場合は、チーム公式のオンラインショップや楽天・Amazonなどの通販でもビーコルグッズを取り扱っています。気に入ったものがあれば試合後にゆっくりネットで探してみるのも良いでしょう。

迫力満点の演出と応援の楽しみ方

ビーコルのホームゲームには、試合そのもの以外にも楽しめる演出やイベントが盛りだくさんです。初めてでも遠慮なく参加して、会場のボルテージを感じましょう!

まず、ビーコルには日本トップクラスとの呼び声高いチアリーディングチーム「B-ROSE(ビーローズ)」がいます。彼女たちのパフォーマンスは必見です。試合開始前のオープニングやハーフタイム、タイムアウトの合間などに華麗でパワフルなダンスを披露してくれます。その完成度と迫力は「Bリーグ随一」と言っても過言ではなく、B-ROSE目当てで会場に足を運ぶファンもいるほど。ぜひカメラを構えてその瞬間を写真や動画に収めつつ、生の躍動感を目に焼き付けてください。

マスコットキャラクターの「コルス」君も会場を盛り上げる立役者です。海から生まれた波髪の海賊少年という設定のコルスは、試合中やイベント時にコートや客席に現れてユニークなパフォーマンスを見せてくれます。小さいお子さんにも大人気で、一緒に写真を撮れるチャンスもあるかもしれません(見つけたらぜひ声をかけてみましょう)。

スタジアムDJ(アリーナMC)にも注目です。横浜国際プールの試合ではDJツバサさんというMCの方が、試合中ずっとマイクパフォーマンスで会場を煽ってくれます。攻撃時には「レッツゴー!ビーコル!」などと観客を促し、守備時には「ディーフェンス!」コールでブースターの声援を引き出します。まるでライブ会場にいるかのような一体感で、初心者でも自然と声を出して応援に加われる雰囲気です。バスケの応援は基本ホームチーム中心で、野球のように相手チームの応援歌があるわけではありません。ビジターファンも来ていますが、会場のボリュームはホーム一色になりますので、遠慮なく地元ビーコルを応援しましょう。

ビーコルならではのユニークな演出として、相手チームがフリースローを打つ際の「ブースターディフェンス」というものがあります。これは相手のフリースロー時に観客全員で大きなブーイングや物音を立ててプレッシャーをかける応援スタイルです。Bリーグ他チームでもフリースロー妨害はありますが、ビーコルはそれを「ブースターディフェンス」と名付けて名物化しています。会場の大型ビジョンにも面白い妨害映像やスライドが映し出され、毎回趣向を凝らした内容に笑いが起きるほどです。ぜひ相手のフリースローの場面ではビークラップを叩き鳴らし、スクリーンの映像にも注目してみてください。うまく相手がミスをしたら、ブースターの勝利です!

その他にも、スポンサーによるシュートチャレンジイベントやハーフタイムゲーム、子供が参加できるフリースローチャレンジコーナーなど、その日の試合ごとに様々な企画が用意されていることがあります。入場口付近で配布されるパンフレットや会場内の案内表示をチェックして、是非参加してみましょう。筆者の子供は入場時にスタッフの方からチームロゴのタトゥーシールを貼ってもらい、大喜びでした。こうしたファンサービスが充実しているのもビーコルのホームゲームの魅力です。

そして試合終了後、ビーコルが勝利した暁には特別な勝利セレモニーがあります。勝った試合でのみ披露される演出として、会場全体で「YOKOHAMA」コールをしたり、選手とB-ROSEが一緒になって喜びを表現する姿が見られます(通称「Yセレブレーション」)。最後にキャプテンの勝利インタビューが行われることもありますので、勝った日は余韻を楽しみつつ最後まで席を立たずに見届けましょう。負けてしまった場合も、勝った相手チームへ敬意を込めた拍手を送り、最後に自分たちの選手たちにも大きなエールを送るのがビーコルブースターの流儀です。

まとめ – ビーコルの試合を思い切り楽しもう!

横浜ビー・コルセアーズのホームゲーム観戦ガイド、いかがでしたでしょうか。初めてでも事前に準備とポイントを押さえておけば、横浜国際プールでの観戦を存分に楽しめるはずです。チケットを早めに入手し、アクセス方法を確認、そして当日は余裕をもって会場入りしてグルメやグッズを堪能しましょう。ビーコルブースターの温かい雰囲気の中、応援マナーを守りつつ全力で声援を送れば、きっと試合の興奮に引き込まれて忘れられない体験になります。

日本のバスケ熱はますます高まっており、Bリーグはエンターテインメント性も抜群でファン層も拡大しています。この機会にぜひあなたもビーコルの試合を観に横浜国際プールへ足を運んでみませんか?勝っても負けても、会場で味わうライブスポーツの感動は格別です。横浜の地で、海賊たち(選手)が繰り広げる熱い戦いを一緒に応援しましょう!Go B-CORSAIRS! 横浜に響けあなたのブースト!

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morishy

職業:外資系ITサービス企業での技術職 趣味:スポーツ観戦、ゲーム、読書、アニメ/ドラマ/映画鑑賞、プラモなど 自己紹介: IT企業で技術職で働いており、新しいものについて比較的興味を持ちやすい体質です。最近は手芸や美術・芸術などにも興味を持ち始めており、少し勉強したらブログ記事にできたらと思ってます。 趣味は非常に多いのですが、逆に言うと全てについて厚みがないなあと思い始めてきたので、自分の経験や知識をアウトプットするブログ執筆などの活動を通じて、自分の趣味の領域に厚みを持たせて人生を楽しんでいきたいと思ってます。よろしくお願いします。

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